これからの生き方 6
この種の発表があると、ろくなことはない。
過去の例では、セカンドハウス用の土地が上がり、庶民は値上がりした後のババをつかむか、結局高くて手に入らないかに終わる。
使い捨ては御免でござる男は入社したころ、クリスマスイブに男同士が飲み明かした乱痴気騒ぎがいつの間にか消え、クリスマスといえば、夫がケーキを買って家に急いで帰るという変化が起こったのを、なぜか思い出している。
時代の変化はのろ、いようにみえても確かにある。
男たちの生き方、考え方が不変であることなどありようもない。
会社の中でも猛烈人間の先頭にたっていた同僚が「女房と約束があるので、それじゃお先に」とさっさと帰宅するのをみると、男は焦ってしまうのだ。
「俺みたいな安月給取りが、セカンドハウスなどつくって、みんな馬鹿だと思うかね」自分の稼ぎと自分の夢を秤にかけながら、男はもう建築が始まっているというのに、まだ落ち着かない。
たしかに、お金がなければ始まらない話ですが…。
それでも、やはり、いろんな意味でも、人生が長くなったのか、リタイア後の生活をどうするか考えられるようになってきましたね。