"死者の丘"
モヘンジョ=ダロとは、「死者の丘」という意味だといいます。
この遺跡がはじめて発掘されたのは1922年。
インドのクシャーナ王朝期のストゥーパ(仏塔)が発見されたことから発掘作業が開始されましたが、掘ってみると、クシャーナ朝よりも2000年以上も前の古代都市の遺構が現れてきて、世界を驚かせることとなりました。
エジプト、メソポタミアに並ぶ古代文明の発見でした。
1922年には、インダス川の中流域、パンジャブ地方でもハラッパの遺跡が発掘され、紀元前2000年前後に、モヘンジョ=ダロだけでなく、インダス川流域に高度な都市文明が存在していたらしいことが判明したのです。
その後の正確な年代推定で、モヘンジョ=ダロは紀元前2300年から前1800年ころに繁栄した都市であることが確認されましたが、最近の発掘で、現在の都市遺構の下層にもっと古い都市があることがわかっています。
